外的環境や内的環境による肌の表面の乾燥が、しわの原因になります。
乾燥することで肌の角質層の表面がはがれやすくなり、隙間ができるからです。
そこから表皮の水分蒸発が起こり皮膚が硬くなることで小じわが生じるのです 。
そしてここでも老化は見逃せません。
角質が厚くなり、水分を表面から吸収しにくなるため乾燥するからです。
また、間違ったクレンジングや洗顔によって乾燥を招く場合も多いようです。
冬は暖房、夏は冷房と肌はダメージを受けやすくなっています。
特に冬の暖房器具による乾燥は大敵です。
加湿器を併用するなど室内の湿度を保つことが大切です。
肌は加齢に伴い新陳代謝が衰え、皮脂の分泌量や発汗量が低下します。
20代後半頃からだんだん肌が乾燥しがちになるのはそのせいで、肌をみずみずしく保つためにある体内の保湿成分が減少していってしまうからです。
代表的なものでは、コラーゲンの新陳代謝の衰えや水分を保持するためのNMFの減少があげられます。
コラーゲンは、からだの中で皮ふや骨、軟骨、腱、血管などに多く含まれるタンパク質です。
体内には体重の約16%(体重60kgの人で約10kg)のタンパク質がありますが、
その約30%がコラーゲン(体重の約5%)です。
コラーゲンの主な役割は、からだの各組織がバラバラにならないようにすることです。
また、水分を保持し、からだが干からびないようにする役割も担っています。
さらに、3本の鎖状の繊維が「らせん状」に絡まった特殊な構造をしていて、バネのように伸び縮みするので、肌のツヤとハリが保たれ、骨にしなやかさと強度が生まれます。
コラーゲンの新陳代謝が衰えるとコラーゲンが古くなって、柔軟性がなくなり、水分を保つ場所も狭められます。
その結果、保湿力が衰え、カサカサの肌になり、光沢、つや、なめらかさが失われます。
また、老化によりコラーゲンが減少したり、ふくれたり、反対に細くなって裂けてきたりするため、肌はハリを失い、たるんで小ジワができます。
シミは、肌の新陳代謝が悪くなって、メラニンが消えずに残ってしまうためにできます。
Natural Moisturizing Factorの略。
角質層の中にある天然の保湿因子で、水分を保持し逃がさない成分です。
主に、アミノ酸、乳酸、尿素、クエン酸塩などで構成され、肌の潤いを保つために必要な成分です。